「第32回 小諸市短詩型文学祭(19.12.7)」
「小諸市短詩(たんし)型文学祭」の授賞式が
7日(土)に文化センターで行われました。
この文学祭は、
東信地域の短歌や俳句、
川柳といった短詩型文学の発展や
団体の垣根を越えた交流を目的に
小諸市文化協会が昭和63年の創立当時から
毎年開いているものです。
この日は、受賞者をはじめ、
小諸市文化協会の役員や来賓など
およそ50人が参加しました。
小池平一郎会長 「短歌、俳句、川柳は自然や毎日起こりうる事象を鋭く観察し、 自らの心に湧き上がる感動や心のうねりを言葉に表し、 その語感に喜びや悲しみを漂わせる日本語の原点といえる文芸です。 こうした文芸を通して、 小諸市民の中に日本語を大切にし、 四季折々の自然を感じる心を育ててくれればと願っております。」
32回目を数えることしの文学祭には、 一般から小中学生まで、 361人から678作品が寄せられました。 そのうち小諸市からは、 短歌の部と俳句の部でそれぞれ2人 川柳の部で1人が特選に選ばれ、 その他9人が入選しました。 また、小学生と中学生の部は、 小諸市から4人が優秀作品に選ばれました。 小諸市在住の特選作品と優秀作品受賞者はこちらです。 はじめに、短歌の部一般です。
東雲の井出宣子さんの作品 「勝手口の窓を開ければなだれこむ 心地よい風鳥のさえずり」 諸の田中惠子さんの作品 「嗚呼きょうも頑張りましたと呟けば 木の間に遠く夕月(ゆうひ)の笑(え)む」が 特選に選ばれました。
受賞者 井出宣子さん 「ちょっと暑かった日でしたので、窓を開けたときに、 すっと入ってきた風が本当に心地よかったんですね。 どんな言葉を使ったらそれが表れるかなって、 ちょっとそこはいろいろ考えて、 「なだれ込む」っていうのが 一番ふさわしいかなと思ってやってみましたけれど。」
続いて、俳句の部一般です。 東山の塩川正さんの作品、 「横抱きの案山子(かかし)に鼓動あるやうな」
菱平の大根原志津子さんの作品、 「浅間嶺(あさまね)に厚き雲沸く冷し瓜」が 特選に選ばれました。
続いて、川柳の部一般です。 東雲の今井悦子さんの作品、 「還暦を過ぎて青春まっさかり」が 特選に選ばれています。
続いて小中学生の優秀賞作品を紹介します。
中学生短歌の部では 小諸東中学校2年生の 諸山世莉奈さんの作品 「暑い中まどを開けるとそよ風だ ここちいい風自然の力」
同じく小諸東中学校2年生の 柏木寧々さんの作品 「大会に向けて練習かかさずに後悔だけはしたくないから」が 優秀に選ばれました。 受賞者 諸山世莉奈さん 「夏の表現をしたかったのですが、 あんまり難しい言葉とか入れないように、 分かりやすく表現するように書いたので、 読みやすいかなって思っています。 「心地いい風」っていうところが好きですね。」
受賞者 柏木寧々さん 「ことしは大会一回戦で負けちゃったので、 今度こそは後悔だけはしたくないから、 がんばるぞっていう気持ちです。 (気に入っている言葉づかいありますか?) 最後の「後悔だけはしたくないから」の理由にしているところです。 これからも作っていきたいなって思っています。」
中学生俳句の部では 小諸東中学校3年生の奥原彩稀さんの作品 「ひなまつり雛の数だけ咲く笑顔」が 優秀に選ばれました。
受賞者 奥原彩稀さん 「毎年ひなまつりとか飾っているんですけど、 その時におばあちゃんとかが来たりして、 自分たちも笑顔になれるので、 おひなさまとかが笑っているみたいに、 笑顔が咲く感じがあるなと思ったのでこの俳句を作りました。」
小学4年生から6年生の俳句の部優秀作品には 野岸小学校5年生の 北島雫帆さんの作品 「お月見のだんごつみあげ組体そう」が 選ばれています。
小池平一郎会長 「短歌、俳句、川柳は自然や毎日起こりうる事象を鋭く観察し、 自らの心に湧き上がる感動や心のうねりを言葉に表し、 その語感に喜びや悲しみを漂わせる日本語の原点といえる文芸です。 こうした文芸を通して、 小諸市民の中に日本語を大切にし、 四季折々の自然を感じる心を育ててくれればと願っております。」
32回目を数えることしの文学祭には、 一般から小中学生まで、 361人から678作品が寄せられました。 そのうち小諸市からは、 短歌の部と俳句の部でそれぞれ2人 川柳の部で1人が特選に選ばれ、 その他9人が入選しました。 また、小学生と中学生の部は、 小諸市から4人が優秀作品に選ばれました。 小諸市在住の特選作品と優秀作品受賞者はこちらです。 はじめに、短歌の部一般です。
東雲の井出宣子さんの作品 「勝手口の窓を開ければなだれこむ 心地よい風鳥のさえずり」 諸の田中惠子さんの作品 「嗚呼きょうも頑張りましたと呟けば 木の間に遠く夕月(ゆうひ)の笑(え)む」が 特選に選ばれました。
受賞者 井出宣子さん 「ちょっと暑かった日でしたので、窓を開けたときに、 すっと入ってきた風が本当に心地よかったんですね。 どんな言葉を使ったらそれが表れるかなって、 ちょっとそこはいろいろ考えて、 「なだれ込む」っていうのが 一番ふさわしいかなと思ってやってみましたけれど。」
続いて、俳句の部一般です。 東山の塩川正さんの作品、 「横抱きの案山子(かかし)に鼓動あるやうな」
菱平の大根原志津子さんの作品、 「浅間嶺(あさまね)に厚き雲沸く冷し瓜」が 特選に選ばれました。
続いて、川柳の部一般です。 東雲の今井悦子さんの作品、 「還暦を過ぎて青春まっさかり」が 特選に選ばれています。
続いて小中学生の優秀賞作品を紹介します。
中学生短歌の部では 小諸東中学校2年生の 諸山世莉奈さんの作品 「暑い中まどを開けるとそよ風だ ここちいい風自然の力」
同じく小諸東中学校2年生の 柏木寧々さんの作品 「大会に向けて練習かかさずに後悔だけはしたくないから」が 優秀に選ばれました。 受賞者 諸山世莉奈さん 「夏の表現をしたかったのですが、 あんまり難しい言葉とか入れないように、 分かりやすく表現するように書いたので、 読みやすいかなって思っています。 「心地いい風」っていうところが好きですね。」
受賞者 柏木寧々さん 「ことしは大会一回戦で負けちゃったので、 今度こそは後悔だけはしたくないから、 がんばるぞっていう気持ちです。 (気に入っている言葉づかいありますか?) 最後の「後悔だけはしたくないから」の理由にしているところです。 これからも作っていきたいなって思っています。」
中学生俳句の部では 小諸東中学校3年生の奥原彩稀さんの作品 「ひなまつり雛の数だけ咲く笑顔」が 優秀に選ばれました。
受賞者 奥原彩稀さん 「毎年ひなまつりとか飾っているんですけど、 その時におばあちゃんとかが来たりして、 自分たちも笑顔になれるので、 おひなさまとかが笑っているみたいに、 笑顔が咲く感じがあるなと思ったのでこの俳句を作りました。」
小学4年生から6年生の俳句の部優秀作品には 野岸小学校5年生の 北島雫帆さんの作品 「お月見のだんごつみあげ組体そう」が 選ばれています。