「志縁の宴 大谷久子 米倉斉加年 二人展 講演会「志縁を偲んで」(17.6.17)」

           
        Posted on 2017年 6月 28日      
     
        小諸高原美術館白鳥映雪館では、 今月17日から来月30日までの日程で 「志縁の宴 大谷久子 米倉斉加年 二人展」と題した展覧会が、 開かれています。
「志縁の宴 大谷久子 米倉斉加年 二人展」は、 すでにこの世を去った画家、 大谷久子さんと米倉斉加年さんの 二人の作品を展示したものです。

大谷久子さんは、北海道出身、 16歳で日本の美術の権威である 第一美術展に入選するなど、 国内で活躍した画家のひとりです。 油彩画が専門で人間の抽象画など多くの作品を残しています。
米倉斉加年さんは、福岡県出身、 俳優として日本アカデミー賞優秀助演男優賞など 数多くの賞を受賞。
画家としても活躍し、自身の作品、 絵本「おとなになれなかった弟たちに…」は、 中学校の国語の教科書に 30年以上採用されています。 この展覧会は、佐久市望月の、 ギャラリーや宿泊施設として広く活用されている 「一般財団法人・志縁の苑」と 高原美術館を利用している小諸市民の協力で 開かれたものです。

「志縁の苑」には大谷久子さんの作品94点が所蔵されていて 今回はその中の32点が展示されました。 一方、米倉斉加年さんの作品は 米倉さんの親族の提供により 絵本の原画を中心に35点が展示されています。 展覧会初日の今月17日(土)には、 「一般財団法人・志縁の苑」の代表を務める もろさわようこさんによる講演会が開かれました。
大谷さん、米倉さんの2人と親交があったというもろさわさん。 講演会には、 大谷久子さん米倉斉加年さんの親族や、 「一般財団法人・志縁の苑」で交流のあった人などをはじめ 市内外からおよそ60人が集まりました。
もろさわさんは、2人との出会いや、エピソードなどを話しました。
集まった参加者は、 メモを取りながら、 もろさわさんが語る二人への想いに聞き入っていました。

「志縁の宴 大谷久子 米倉斉加年 二人展」は、 高原美術館・白鳥映雪館で、 今月17日(土)から来月30日(日)まで開かれています。 また、もろさわようこさんの講演会は、 今後来月1日・15日・29日にも予定されています。     
   
 
TOP