「小諸市議会3月定例会【閉会】(16.3.16)」

           
        Posted on 2016年 3月 17日      
     
       

今日16日、小諸市議会3月定例会

最終日の本会議が開かれました。

本会議では最終日に

追加提案された議案を含み、

提案されていた議案を全て可決し閉会しました。

今日の本会議では、来年度に事業費が繰り越されていた、

市役所西側の駐車場の工事について、

指名競争入札により請負業者が決定したことから、

契約の締結について議会の議決を求める議案が提出され、

委員会審査を経て可決しました。

契約金額は5億3千32万3,200円で、

事業を請け負うのは、竹花工業株式会社です。

工期は来年3月17日までの予定となっています。

このほか今日の本会議では、

平成27年度の一般会計補正予算として、

歳入歳出に1億7百万円を追加。

総額で196億3,700万円とする追加議案が提案されました。

国の平成27年度補正予算に計上された交付金を活用した、

農業人材育成事業やワインの振興・観光DMO事業の

推進などのほか、

平成28度に予定していた、

水明小学校給食棟ボイラー用煙突のアスベスト除去工事費などが盛り込まれています。

これらの事業は今年度中に予算措置を行ない、

来年度に行なわれることになっており、

委員会審査を経て、可決しました。

この他、初日に提案されていた今年度の一般会計補正予算案も全て可決しています。

また、今日は、

耐震補強工事が行なわれていなかったことから、

仮設校舎が建設されることになっている

野岸小学校で、新年度新たに、南校舎の解体と、

改築に向けた設計委託費として計上されている

7,000万円について、

修正を求める動議が提出されました。

提案説明に立った竹内健一議員は、

「学校改築計画が出されていない中、

野岸小学校改築ありきの予算計上は議会軽視とも言える。

耐震診断結果が出るのは今月末で

的確な判断ができない中での予算計上は拙速。

地域住民への説明責任を果たし、

しっかりと手順を踏んでから決定すべき。」などと述べ、

修正を求めました。

これに対して、

「行政の進め方には異論があるが、

子どもたちの安全を確保することを最優先に、

予算を認めるべき。」

といった反対の討論。

「市民に、野岸小学校改築が必要な理由を

説明してから進めるべき。」として、

修正案に賛成する討論と、

反対、賛成、それぞれの立場からの討論が行なわれました。

この7,000万円の予算計上については、

総務文教委員会の審査で否決されています。

採決の結果、賛成少数で修正案は否決。

委員会審査で否決となった案件は、

本会議で原案可決となりました。

その他、今日は、平成28年度の一般会計補正予算として、

歳入歳出に2億1千600万円を追加。

総額を182億8,900万円とする議案も提案されました。

これは、

国の「年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業」と

「臨時福祉給付金給付事業」を追加し、

水明小学校給食棟ボイラーの

煙突用アスベスト除去工事費が、

今年度の補正予算案に前倒し計上されたことから

減額補正したものです。

この他今定例会には、

スクールバスの運行委託料として、1,300万円も、

議会開会中の3月4日に追加提案されています。

今定例会に提出されていた、

平成28年度一般会計予算案を含め、

追加された補正予算案は、

本会議で全て可決しました。

なお、任期満了に伴う人権擁護委員の推薦の同意と、

欠員に伴う、御牧ヶ原財産区管理委員の選任の同意について議会に諮られ、

即決の審議で議会の同意を得ています。

     
   
 
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