「ビオマルシェことし初開催(20.7.18)」

           
        Posted on 2020年 7月 29日      
     
        オーガニックコットンを扱う株式会社アバンティは、 無添加の食品やこだわりの製品が集まるイベント、 「ビオマルシェ」を市内で定期的に開いています。 今月18日(土)には、今年度最初の「ビオマルシェ」が 小諸エコビレッジの体育館で開かれました。
「ビオマルシェ」は、無添加で安全安心な農産物や食品、 作り手のこだわりの商品を届けるとともに、 消費者と生産者の交流を生むことを目的としています。
本社を港区に置き、 オーガニックコットンを扱う株式会社アバンティが 10年前に松井にあるエコビレッジで始めたもので、 例年は5月から11月までの毎月第3土曜日に開催しています。 今年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で 先月までは開催を見送り、 今回がことし初めての開催となりました。
天候不良のため、エコビレッジ内の体育館の 扉や窓を開け放して会場に。 木々に囲まれ、さわやかな風を感じられる体育館で、 消毒液の設置や入場時の検温など、 感染防止策が徹底されました。
この日は、 体に優しい食材を使った総菜やお菓子を販売する店や、 花や藁など自然の素材を使ったワークショップをする店など、 市内外から30店舗が出店。 出店者はマスクやフェイスシールドを着用し、 試食用の食品はふた付きの容器に入れるなど、 それぞれが感染防止のための工夫をしていました。
お店の方 「もう5、6年前から毎月出店していますね。」 「ビオという形が自然というコンセプトでありますので、 自然に近いものを、健康志向のものとか、 あとは体にいいものを提供するような形で このイベントをやっているので、 うちもそうなんですけど、 動物性の食材を一切使わずに、 お菓子やキッシュを販売しています。」 「ほかでもいろいろとイベントあるんですけれども、 うちはもうここだけしか出店してませんので。」 「これだけのお客さん来てますので、 それなりに反響はいいのかなという形で、 でも年々減っていく傾向にあったので、 今年はでも皆さん来ていただいてうれしいですよね。」
訪れた人たちは各店舗をじっくり見て回り、 出店者との会話を楽しんでいました。 親子連れの来場者も多く、 会場のあちこちに用意された休憩スペースで 購入した商品を味わったり、 ワークショップを楽しんだりしていました。
訪れた人 (今日どちらからいらしたんですか?) 「小諸市内です。 今回初めて来まして、この雰囲気が初めてなんですけど、 個々にお店になっているという感じよりも、 一見して何があるかわかって、 あとお店の方とのコミュニケーションも 店舗よりも近い感じがするので、すごく楽しいです。 (お子様も一緒に楽しめていますか?) はいそうですね、 すぐ食べられるスペースがあるので、 お店で買ってきて、座って 一緒に食べておいしいねなんて言ってすごく楽しいです。」
また会場の中央では 地域で活動するアーティストたちによる演奏も行われ、 会場を明るい音色で包みました。
渡邊智惠子社長 「この10周年でこんな風に みんながリアルに集まってお買い物をし、 音楽や会話を楽しみ、そういうことができることの喜びが、 本当に一人ひとりがその喜びをかみしめている、 そんな感じがして、素晴らしく良かったと思っています。 主催者、出店者というのは、 そのものを寿命を長く使ってもらいたい、 食べるものであればその生産者の心をかみしめて 召し上がっていただきたいなと思うんですね。 なので、一過性ではなく、 ひとつひとつ大事に愛おしく使ってもらいたいし、 食べていただきたいなって、そう思います。 私たちはこの自然の中で生かされているんだ ということを常に感謝しながら、よく矩をこえないっていう、 人間は人間の中で、自然を破壊することではなくて、 共に生きていくということを しっかりとやっていかなければいけないのかなって、 そんなことを今日のマルシェの中で 改めて実感させられました。」
今年度初回となったこの日の「ビオマルシェ」。 次回は、来月15日(土)に小諸エコビレッジで開催予定です。     
   
 
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