正確な拳銃の使用方法などを競う

「長野県警察拳銃射撃競技大会」が

今月行われ、小諸警察署が見事、初の準優勝に輝きました。

 

「長野県警察拳銃射撃競技大会」は、

署員らの拳銃の射撃技術や

適正な使用判断力の向上をめざし、

毎年行われているものです。

 

的への命中率を競う種目のほか、

スクリーンに映し出された様々な事案に対し、

場所や犯人に応じて

どの段階で拳銃を使用するかなどを判断する種目が

設けられています。

 

ことしの大会は、今月14日に長野県警察学校で開かれ、

県内の警察署や警察学校から34チーム、

およそ150人が参加。

小諸警察署は、1チーム4人編成のB組に出場し、

17チーム中、

初の準優勝を獲得する快挙を成し遂げました。

 

羽生さん

「結果がよくて本当によかったです。

事案があってはいけないんですが、

もしそういう事案があれば使用判断を的確に使えるようになる、

そのためには必要な訓練だと思っています。」

 

木村さん

「いざというとき拳銃を使用する一つの自信といいますか、

そういったものにはなったと思います。」

 

吉田さん

「独特な雰囲気の中、緊張はあったんですけど、

皆さんと協力して戦うかうことができてとてもいい経験になりました。

何かあったときに拳銃の適正な使用ができるように

これからも練習を重ねていきたいと思います。」

 

 

選手の4人は、署の実射訓練において

優秀な成績をおさめた選抜者です。

そのなかで、選手兼コーチを務めた

地域課の宮島博文係長は、

今年度で定年退職を迎えます。

今大会を含め、

これまでに計30回、大会に出場した宮島さん。

最後の大会で準優勝に輝いたことを

誇りに感じると話します。

 

宮島さん

「若い人がだいぶ勉強して成果が出ましたので非常にいい大会だったと思います。

一番は適正に使用によって打つんですけど、

それを的確にできるように後輩を育てるのが一つの目的でありますし、

その後輩自体もさらに他の皆さんに先を立って教えて頂けるようになって頂ければなと思います。」

 

小諸警察署は、

さらに拳銃技術の訓練を重ね、

来年の大会に備えていきたいとしています。

 

監督:飯塚さん

「本当に厚い選手層で臨めて、このようないい結果が出せたこと、

非常にうれしく思っています。

文武ともに能力を高めていくのが治安の一番もとになると思いますので、

署員に積極的にこういう訓練に参加してくれていることが

小諸署の強さだと思います。」