小諸市が、昨年度から運用している、

地域の将来像を定めた第5次基本構想。

この策定に向けて

平成26年と27年の2年間に渡り、

地域ごとに「お宝探し」や

「地区懇談会」を開き、

市内10地区ごとの「地域別まちづくり方針」を

取りまとめています。

 

そんな中、市内東部地区では、

この基本構想で掲げた

将来像を実現させていこうと、

区民に地域の魅力を

再認識してもらうための

「お宝めぐりウォーキング」を、

12日(日)に行いました。

 

この日は荒町、八幡町、紺屋町、三和、

それに、東雲、松井、天池の

東部地区7つの区から55人が参加しました。

東部地区は第5次基本構想の中でまちの将来像を、

「子どもすくすく若者いきいき高齢者はつらつ

住んでみたい 住み続けたいまち」と、掲げています。

 

 

「お宝めぐりウォーキング」と題したこのイベントは、

東部地区にある歴史的建造物などのお宝を巡り、

区民に自分たちが住む地域の魅力を

再認識してもらおうと、

東部地区区長会の主催で行われたものです。

こもろ観光ガイド協会の清水季志子さんの

案内の下、荒町などの旧北国街道沿いにある

歴史的建造物を回りました。

 

 

清水さんの説明を受けながら、

一行は荒町にある光岳寺に到着。

 

この寺は、

徳川家康の母、「お大の方」を弔うために、

ひ孫にあたる松平家初代小諸藩主・松平憲良が

1624年に建立しました。

 

清水さんは、光岳寺とゆかりが深い

徳川家や松平家と小諸藩の関わりについて説明しました。

 

清水さん

「お大の方にとってはひこ孫にあたる憲良さんって方家光とは、

はとこになりますよね、この方が小諸藩の城主になってきました。

18歳の時初めて小諸に来たようです。

小諸藩の藩主になった時、1624年です。

仙石家が小諸から上田に行ったのは1622年。

そのあと仙石家のあと、徳川忠良、家光の弟が小諸藩主になってきているんです。2年間。

これを見せながら見ていただきながら観光客にお話ししますと、

みんなえってこんなすごい人が小諸藩主だったのと言います。」

 

 

参加者にとっては自分たちが住む地域の歴史について、

改めて知る機会になったようです。

 

参加者

「小諸市住んでいるんだけど、中々こういう、歴史を学ぶ機会が無くて、

いい勉強になりました。今日は。

紺屋町なんですけど、去年、一昨年ですが、やってみたんですが、

やっぱり東部地区でそこら辺を回っていいことじゃないですか。

歴史を学ぶってことは。ほとんど今日学んでて思いがけなくね、昔のこと勉強になった気がします。

是非区民の皆さんにもね、こういうことをね、紹介していい報告で進めたいと思います。」

 

 

参加者

「あまり知らなかったことが地元でずっといるんですけども、

いろいろ過去、江戸時代くらいのことが歴史聞けて非常にためになったっていうか、

そういう町だったんだなっていうことがわかりました。

街の中歩く時にでも、こういう今日聞いたことを思い出しながら歩くと

楽しんじゃないかなとそういう思いますけどね。」