市内紺屋町に事務所を構える、

JRバス関東株式会社小諸支店が、

市内南町の市が所有する旧VIO跡地に

事務所を移転・新築することになり、

6日(月)に、新事務所の着工に向けた安全祈願祭が

行われました。

 

 

安全祈願祭には、JRバス関東株式会社の役員を始め、

設計・施工を担当する企業の役員や、

小泉市長ら市の職員などおよそ20人が集まりました。

関係者らは、神主の祝詞に続き、

鍬入れや玉串奉奠などを行って

工事の安全と成功を祈願しました。

JRバス関東株式会社小諸支店は、

旧国鉄時代・昭和31年から、およそ60年に渡って、

市内紺屋町に事務所を構え、営業を続けてきました。

現在小諸に関わるものでは、

小諸―新宿間を走る高速バスを始め、

新宿から高峰までのバスを運行。

小諸市から委託を受け、

朝夕の定時定路線「愛のりすみれ号・御牧ヶ原線」の運行も

行っています。

 

今回の移転新築工事は、建物が老朽し、

スペースが手狭になってきたことによるものです。

現在市が所有する旧VIO跡地の敷地の紹介を受け、

新たに事務所や、駐車・停留スペースを拡大し、

新築することになりました。

旧VIO跡地は敷地面積が9000平方メートル。

これまでの事務所・駐車場スペースと比べて

およそ1.5倍に拡大となります。

敷地内には、事務所の他に、

バスの駐車スペースや車庫を設ける他、

現在運行中の、小諸―新宿間のバスの停留所にもなる予定です。

行く行くは自宅から自家用車で最寄りのバス停まで行き、

車を駐車させた後、バスで目的地に向かうシステム

「パークアンドライド駐車場」を設け、

高速バスの拠点とする計画です。

新事務所などの竣工は、来年5月の予定。

JRバス関東株式会社では、

この場所を新たな交通の拠点として、

発展させていきたいとしています。

 

JRバス関東中村社長

「改めて気持ち新たに小諸市のためにバスを通してサービスをしてまいりたい。

という風に思いました。新たに小諸市と一緒になってまちの拠点として、

私たちのバスをお使いになってまちが便利になるように心がけてまいりたいと思っております。」

 

 

小泉市長

「小諸市は昔から交通の要衝として栄えてきたところなんですけど、

VIO跡地、小諸市としても利活用していただきたいと思っていましたので、

この間、JRバス株式会社様と協議してこの地に新築移転ということになりましたので、

嬉しく思います。関東と小諸をつないでいただく重要な拠点になりますので、

この地を選んでいただいてありがたいなと思います。」