今月11日(水)から20日(金)までは、

全国地域安全運動期間です。

これにあわせて、

特殊詐欺を防止するための街頭啓発活動が

年金支給日だった13日(金)に

八十二銀行小諸支店で行われました。

 

この日は、小諸警察署員や

小諸防犯協会連合会防犯女性部員など

およそ10人が参加。

 

啓発活動の前に、

小諸警察署の降旗大造署長から、

長野県動物愛護センター「ハローアニマル」の

セラピードッグ元気くんが

一日警察犬に委嘱されました。

降旗署長は、

元気くんのしっぽに「サギ」と書かれた紙をつけ、

しっぽを振って紙を払う様子に、

「元気にサギを振り払ってほしい」と話しました。

この活動は、特殊詐欺の被害を防止するために

2ヶ月に1度の年金支給日に合わせて

小諸防犯協会連合会防犯女性部の主催で

行われているものです。

 

参加者らは、

防犯女性部の会員が

手作りで用意したビーズストラップと共に、

特殊詐欺被害の防止を促すティッシュとチラシを、

訪れた人に配りました。

 

ことしに入ってこれまで、

県下で発生している特殊詐欺発生件数は

およそ160件。

小諸市内では1件の特殊詐欺被害が認知されていますが、

未遂に終わったため被害金額はゼロとなっています。

しかし去年は、

小諸市内で3件の特殊詐欺被害が発生していて

被害総額はおよそ3千71万円に上りました。

 

小諸警察署では、

今後も特殊詐欺被害防止を呼び掛けるため

様々な啓発活動を行うとしています。