草笛禅師、横山祖道さんを偲ぶ集いが、

命日である今月16日(金)に

懐古園ささやぶのもとで行われました。

 

横山祖道さんは、

昭和33年から22年間、

懐古園で草笛を吹きつづけ、

その音色で人々の心を癒し

禅の教えを伝えた人物です。

祖道さんが亡くなって37年。

偲ぶ集いは、祖道さんから受け継いだ草笛と

優しい心を継承していくため、

毎年小諸草笛会の有志が主体となって、

祖道さんの命日に合わせて行っています。

ことしは、市内外から

草笛の愛好家およそ50人が集まりました。

 

集いでは、祖道さんの唯一の弟子である

柴田誠光上座が

生前の祖道さんの教えについて

話しました。

 

また参加者全員で祖道さんが作った

「くちぶえ悲し」や「山ざくら」などを草笛で奏で、

祖道さんの功績を偲びました。

 

最後に一人一人献花を行い、

参加者らは祖道さんへの追悼の思いを

かみしめているようでした。

 

 

会場隣にある武器庫には、

祖道さんの写真や書道、

草笛を聞くことができる展示コーナーが設けられ

毎週日曜日に開放しています。

平日だったこの日は、集いにあわせて特別公開となり、

参加者はもちろん、

懐古園を訪れた人を楽しませていました。