1月10日の「110番の日」にあわせ、

リオデジャネイロオリンピック シンクロナイズドスイミング団体で

銅メダルを獲得した箱山愛香さんが、

先週9日、小諸警察署の「一日警察署長」を務めました。

 

この日「一日警察署長」を務めたのは、

リオデジャネイロオリンピックシンクロナイズドスイミング団体の銅メダリストで、

長野市出身の箱山愛香さんです。

箱山さんは大勢の人たちの拍手に迎えられ、

長野県警のマスコットキャラクター・ライポくんと一緒に

委嘱式会場となったステラホールに入場しました。

 

「110番の日」は1985年に制定されたものです。

これにあわせ、全国の警察では、

110番の適切な利用を呼びかけるキャンペーンを実施しています。

 

今回、小諸警察署では、

110番の正しい使い方を身近に知ってもらおうと

長野市出身の銅メダリストで、人気のある箱山さんに依頼しました。

 

降旗大造署長から、委嘱状を手渡された箱山さん。

笑顔で敬礼する姿は警察官さながらです。

 

ブルーマリンスポーツクラブで水泳を習う小学生たちからは

花束を受け取り、箱山さんはお返しに

サイン入り色紙を5人一人一人に手渡しました。

 

去年1年間に県内で受理した不要・不急な110番の数は、

およそ1万2千件に上ります。

 

あいさつに立った降旗署長は、

「本当に必要な方に110番を利用してほしい」と呼びかけました。

 

また、会場では、箱山さんが警察官役を務め、

高校生がひき逃げの被害にあったことを想定にした

110番通報受理の模擬体験が行われました。

 箱山さんは、犯人の特徴や、被害状況などを

電話発信者から聞き出し、手順良く対応にあたりました。

 

来場者には、

「110番では、警察官に順番にポイントを説明してほしい」と呼びかけていました。

 

最後に、箱山さんへの質問コーナーも設けられ、

ブルーマリンスポーツクラブの子どもたちは、

「どのくらい練習しているのか」など、意欲的に質問を投げかけていました。

 

 

様々な質問に、終始笑顔で応える箱山さん。

現在水泳を頑張っている小学生たちに、

「夢や目標をもって日々過ごしてほしい」

とメッセージを残しました。

 

 

ステラホールを後にした箱山さんは、ツルヤみかげ店に訪れ、

買い物客らに、夜間の交通事故防止や

特殊詐欺防止を呼びかけたビラと共に、

小諸のPRのとして、そば茶や味噌が同封された袋を配布しました。

 

途中、市民に話しかけられたり写真を頼まれたりと人気者の箱山さん。

訪れた人たちとの交流を楽しんでいました。