29日(火)小諸市議会12月定例会が開会しました。

初日のきょうは、条例案件や補正予算案など、

27件が提出されました。

会期は来月20日までの22日間です。

 

きょうの本会議では、冒頭、小泉市長が、

9日未明軽井沢の千ヶ滝で発生した、

御影用水の土砂崩落について陳謝し、

今後の対応について述べました。

 

12月定例会に提出された議案のうち、

主なものでは、来年1月から住民票の写しや、印鑑登録証明書などが

コンビニエンスストアなどで取得できるようになることに伴い、

これまでの条例を廃止・改正する案が提出されています。

また、今年度から4年間に渡る

小諸市の総合計画「第10次基本計画」の策定に向けて、

計画案が議会に提案されました。

今定例会では、正副議長を除く17人で作る

第10次基本計画審議特別委員会を設置。

内容について審議を行うことになります。

 

今年度の一般会計補正予算案では、

「ICT教育環境整備」として、

小中学校の全教室に大型のデジタルテレビを

設置する費用として、

2千671万円を計上。

来年度から本工事を行う予定の

小諸駅のバリアフリー化に向けては、

2億62万4千円が盛り込まれました。

これは、国の補正予算の対象となったことから、

来年度の工事負担金が前倒しで計上されたものです。

これらを含め、3億2千万円が追加された

今年度の一般会計補正予算案は、

委員会審査を経て、

来月20日の最終日に採決が諮られます。

この他きょうの本会議には、

御影用水への落石によって越流した、

土砂崩落事故に対する、災害復旧費として、

市の財政調整基金から1億円が、

今年度の補正予算案として、計上されました。

これは、当面の応急復旧における費用で、

二次災害を防止するために

早急に工事を発注する必要があることから、

緊急に盛り込まれたものです。

委員会審査を経て今日の本会議で議決となりました。

なお、初日に提出された議案は、

今日の本会議で議決となった、

御影用水の災害復旧費以外は、

今後委員会で審議され、

最終日の本会議で採決が諮られることになります。