小諸市民でもある阿部守一知事を招き、
「小諸市民・阿部知事と語る」と題した講演会が、
4日(金)ベルウィンこもろで開かれました。
この日会場には、120人を超える市民が集まり、
阿部知事を出迎えました。
この講演会は、知事の後援会組織である
「信州こもろ未来研究会」や
市内の企業経営者らの主催で行われたものです。
11月に小諸商工会議所の新会頭となった
掛川興太郎さんも駆けつけ、歓迎の言葉を述べました。
阿部知事は、現在2期目。
一昨年・平成26年には、小諸市乗瀬に住民票を移し、
小諸市民として3年目を迎えています。
講演の冒頭、知事は、
自身が小諸市民であることを踏まえながら、
「地域のみなさんの側に立って
地域づくりに一緒に取り組んでいきたい。」などと話しました。
その上で知事は、
産業面、農業面、観光面など、様々な分野について、
県が進めている施策や、知事としの考えを詳しく説明しました。
また、今後の県の将来像について
知事は自身の考えをこのように述べました。
「イノベイティブな県にしていきたい。
現状維持で満足ではなくどんどん変えていこう、
未来に向けてポジティブに転換できる県にしたい。
同時に長野県が大切にしてきた価値をしっかり引き継いでいきたい。」
集まった人たちは、時折メモを取りながら、
知事が話す将来展望に、じっくりと耳を傾けていました。
講演会に続き行われた懇親会では、小泉市長が挨拶。
地元選出の山岸喜昭県議会議員も続いて挨拶を述べ、
知事との連携を強調しました。
小林秀夫教育長の乾杯の音頭で祝宴に入ると、
集まった人たちは知事との懇親を深めていました。