24日(水)、小諸高校の1年生2年生を対象に、

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

JAXA職員による講演会が開かれました。

 

小諸高校では、生徒たちの職業観の形成を図るキャリア教育として

随時、外部講師による講演会などを行っています。

この日講師を務めたのは、

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

JAXA職員の柳川孝二さんです。

 

ロケットのエンジン開発や、

宇宙飛行士の選抜運用に携わるなど

40年近く日本の宇宙開発の

最先端で働いてきた柳川さんは

生徒たちに宇宙の歴史や

宇宙開発の現状などについて話しました。

 

その中で柳川さんは、宇宙の中の地球の大きさについて

ボールを使いわかりやすく説明。

「地球を直径40センチメートルと考えると

月はその4分の1のソフトボールサイズで

太陽はこの体育館位の大きさになる」

と解説しました。

また、宇宙飛行士の宇宙での生活や

その多岐にわたる活動について、

実際に国際宇宙ステーションで撮影された

映像を見せながら詳しく説明しました。

 

柳川さんは、

「多くの宇宙飛行士や宇宙に携わる仕事をしている人物は

宇宙について自分なりの目標を掲げてきた」と話し

「みなさんも、「自分の宇宙」を見つけて下さい。」

と生徒たちに呼びかけました。

 

人類の夢、宇宙開発についての話を聴くことで

生徒たちに夢を持ち、

広い視野で自分の人生を考える機会にしてもらおうと

企画された今回の講演。

 

生徒たちは、柳川さんが話す

日本最先端の宇宙開発の現場の話に

興味深そうに聞き入っていました。