毎年8月30日から9月5日までは「防災週間」です。
これにあわせて、小諸警察署では、
万一の災害に備えた警備訓練が行われました。
おととい31日、小諸警察署では、
「この日の午前5時40分ごろ
小諸市において震度5強の地震が発生し、
建物の倒壊と道路の損壊、ライフラインの寸断などの
被害が発生した」という想定で、
災害訓練が行われました。
この訓練は、8月30日からの「防災週間」にあわせて
毎年行われているものです。
災害時に備えて、
非番の署員にも召集をかけて行われるのが特徴です。
この日は行方不明者の捜索と重なったため、
全署員が参加しての訓練とはなりませんでしたが、
参加した署員たちは、役割を分担しながら
手際よく作業を進めていました。
災害時には、信号機への電気供給が滞り、
作動しなくなることで、
交通事故が発生することも考えられることから、
発電機を使って
信号機に電源を供給する訓練も行われました。
また、この日は、
市内飯綱山にある、県の動物愛護センター「ハローアニマル」で、
「セラピードッグ」として活動している5歳のオス犬
「元気くん」が、「一日警備課長」として参加。
「ワン分」「ワン秒」でも速く、
「ワンステップ」上の災害警備ができるよう
署員たちを見守っていました。
小諸警察署では、今回の訓練を生かし、
万一の災害の時には、
住民の命を最優先に行動するとともに、
ペットなどについてもしっかりと保護し、
命を守っていきたいとしています。