日本最大のオートバイレース「鈴鹿8時間耐久ロードレース」に

小諸市在住の小田茂昇さんの

出場が決まりました。

今月31日に行われる大会を前に、

小田さんが小泉市長を表敬訪問しました。

 

今月8日、小諸市役所を訪れた小田茂昇さん率いる

レーシングチーム、「トランスマップレーシング」のメンバーたちは、

小泉市長に「鈴鹿8時間耐久ロードレース」への

出場が決まったことを報告しました。

 

「鈴鹿8時間耐久ロードレース」は、

世界のトップライダーが集結する

国内最大のオートバイレースです。

今年で39回目を数えるこの大会。

過去には世界各国から16万人の観客を動員したこともあり、

国内はもとより、世界中からの注目が集まります。

 

出場できるのは、国際ライセンスを持つ選ばれしライダーだけ。

3人のライダーにピットクルー、など、

およそ20人のチーム員が一丸となって

名前の通り8時間のバイクレースを支えます。

そんなレースに今回出場する小田さんは、小諸市在住の35歳。

2000年からミニバイクレースに参戦し、

その年から様々な大会で優勝。

2010年には、

全日本選手権ランキング 15位に名を連ねました。

 

小田さんが所属する「トランスマップレーシング」は、

鈴鹿8耐への出場を目指して去年発足したチームです。

初参戦となった去年は、出場80台中32位。

初参戦のチームの完走率が3割と言われる中、

素晴らしい成績を収めました。

 

そんなチームのコンセプトは、「企業の人材育成」と「企業PR」。

協賛企業の若手社員をスタッフとしてチームに迎え入れ

真剣勝負を共に戦うことで、

職場のリーダーとして不可欠な責任感が培われるといいます。

また、そうした人材の育成により

最終的には「地域の活性化」も目指しています。

そうしたチームの取り組みに共感し、

今年は小諸市も「市」として初めて後援することになりました。

 

「小諸市」の名前を胸に、トランスマップレーシングが出場する

鈴鹿8時間耐久ロードレースは、

今月31日に三重県鈴鹿市で行われます。